湾岸道路の車窓から、菩薩のような優しい三日月が見え、夥しい高層マンションのオレンジ色の灯りは、銀河の中にいるような気にさせる、都会の美しさは人工的ではあるが、その灯りに生命の息吹を感じ、ホッとする。

おはようございます。快晴です。
本日は慌ただしい一日となります。
午前中は家の近所で開かれるガス祭りにて、給湯器の下見をすること、午後一番にはクラブ総会に少しだけ参加すること、とって返して大阪出張。その間にFAXがくればその時点から資料作成にかかることになる。
昨日の夢は、会社のメンバーたちとハイキングに行くものなんだが、強い嵐により山崩れが起こった道なき道を歩いている。皆の足取りは軽いのだが、自分は疲労し切って足が上がらない。ついこの間の鎌倉化粧坂を歩いた時のよう。息は上がりついていけない、情けない。
また、出張先から家に帰る夢も見たのだが、電車の駅にたどり着けない。目の前に見えているのだが、道はくねり辿り着けないのだ。
目が覚めても疲れている。
本日の出張での読み物を切らしてしまった。


1330現在。帰宅しました。
ガス祭りに出かけたのはいいが、立って説明を聞いているうちに貧血のような状況。まことに弱くせい身体になっている。ここのところ、ずっとチンとしているので、大勢の人がいる場所や立ちっ放しの状況に酔ってしまうのだろう。お店で少し休んできた。すごく肩が凝っている。これも気持ち悪くなる原因かもしれない。
結局クラブへは欠席することに。
少し横になって、落ち着いたら大阪へ。


1830現在。出発。
体調が戻るまで横になっていたが、今度は新幹線の最終の時間を意識し出した。意を決して出発。東京駅までの直行バスに乗ったところだ。


2040現在。のぞみ乗車。
久しぶりです。夜の出発。
東京駅までの直行バスから見る、東京ウオーターフロントの夜景の綺麗なこと。林立した高層のマンションから漏れる灯りが薄オレンジで優しい光となっている。薄い三日月が、バスの車窓を右に左にとまるで牛若丸のよう。
何とかこの出張に体がついて行きますように。祈るような気持ちです。


2145現在。I LOVE YOUに憧れて。
小説新潮尾崎豊NOTE特集を読んでいる。
ある日、天現寺から首都高に乗り丁度一橋を走っていた夕暮れ、聴いていたFMラジオからI LOVE YOUが流れてきた。突然に涙が溢れ出し、しばらく涙が止まらなかったことを今も覚えている。
その日以来、尾崎豊の名前を忘れたことはない。
彼が亡くなった時には色々なことが取りざたされたが、そんなことはどうでも良くて、あのような詩を書ける人のことを知りたい思いで一杯だった。ようやく、創作メモが世に出てきた。万感の思いだ。彼の詩は、ロックのように思いをぶつけるのではなく、深い思いの叫びが言葉として刺さってくる。
四月になれば、単行本としても世に出るというから、ジックリと読んで見たいと思っている。