帰宅しました。
寒いですねー。明日からはマフラーが必要です。
本日からの車中読書は、君がいる時はいつも雨、を読了したので帰りの電車から朝井リョウさんの、時をかけるゆとり、というもの。エッセーであるが、いかにも若者らしい日常が記されている。
君がいる、、は、いわば死んだ人が再び現れるという内容だ。これまで読んだ技法の中では、あまり進められないテーマだと言われている。何故なら、結局なんでも有りということになり、読者にとって深い感銘を与えにくいということだ。
確かに、ちょっと前に読んだ、身体が消えていくことからその人の死期が分かるというストーリーにしても、結局はオチの付けやすいー感動を付けやすいーなんでも有りとなってまい、例え感動するにしてもその強さは現実的なものじゃないんだという心が、印象を弱めてしまう。
けれどこの手のテーマの作品は、最近多いのではなかろうか。