昼食は

初めて案内された蕎麦屋さん。変わった蕎麦屋だ。お初天神に入る手前の店。瓢亭という。なにやらうらびれた玄関のたたずまい。とてもお客さんが居るとは思えない休業のような雰囲気。ガラット引き戸を開けると、薄暗い店の中は満員の客。おー。
名物は、熱々の蒸篭蒸しの蕎麦。それに熱々の出汁。とき卵に出汁を混ぜるらしい。食べ方も分からずみようみまね。大盛のことを一斤半という。こんなんで腹が膨れるんかいなという程度の盛であるが。底が深くお腹一杯。蕎麦の味は微妙。美味いというか珍しいというか、微妙。もう何回か食べてみたいな。すると好きか嫌いか分かるだろう。
夕方17時まで会議続行。無事終了。今年最後のグループ経営会議は終わった。今年後何回大阪に来るだろう。こんな日は、やはり前日京都に泊まってよかった。比較的遅い始業なので、ゆっくりホテルで過ごすことが出来る。
帰りの新幹線は、2席掛けに1人座り。よかった。乗り込むなり、鯖寿司を食べる。最近の大阪からの戻りの定番にしている。1300円と少々高いのだが、鯖が美味しい。おまけについている鱒寿司も美味しい。これだとカロリーもあまり無いと思われる。食べた後は、しばし就寝。目が覚めると名古屋を過ぎていた。パソコンに向かおうか司馬遼太郎さんと神田界隈を歩こうかと迷ったが、結局歩くことにした。なかなか目をそらすことが出来ず、結局、自宅まで読みっきりできた。非常に親近感のある街の話なので特にその謂れが身近である。
総武快速でも、京成電車、京成バスでも、家についても文庫のページをめくってきた。ホッと一息のあともヨーヨーマの音楽とともに散歩を続けることになる。だろう。邪魔が入らなければ。
(佐自極楽至極)