本尽くし 吉田修一週間に 終わり告げ。

7時起床。天気はやや曇りかな。目覚め快調。余り寝苦しさはなかったよう。


11時15分現在。
吉田修一”さんの”長崎乱楽坂”を読み始めた。


14時10分現在。
人が人を信頼すると言うことについて考えている。
信頼は相互の上に成り立つもので、ワンウエイの信頼は余り考えられない。非常に立場の高い人に対する信頼は、敬服に近いものだろうから例外かもしれない。
しかし、目上、目下に関わりなく通常信頼の構築は、互いの腹の内を見せ合った上に成り立つ。が、これは物語上の話で両方の心が見える話。
自分の想いしか確かめようのない現実の世界では、”信頼”は、相手に求めるものではないということになろう。自分が相手に持つ信頼も、そんじょそこらの出来事で覆るようなものは信頼とは呼べないのだ。
つまり考える様なつながりは、信頼が揺らいでいるということなんだろうな。
そんなあまり意味のないことを考えて一日中を過ごしたわけではないが、吉田修一さんの物語を見ていると、信頼という言葉が、信じていたいこと、という気持ちに思えてくる。


16時現在。
”長崎乱楽坂”を読了。これまでの吉田修一さんのテーマやタッチと異なるものだった。それなりにじっくり読みふけった。展開の中に時制の切り替えが随所に出てくるが、スッと入り込むことができる。このような書き方は、読む方にとっては今自分が何処に居るのか分からなくなるものだが、上手に処理されており勉強になる。
積読状態の棚を探していたら”深海魚”がでてきた。これって・・・。間違って2冊買っていたんだ。余り積読ものではない。何を買ったかも忘れてしまうなんて。
さあ、今日はこれまで。明日からの1週間は夜が長い。明日は、義兄の相談に乗る。
夕方、BSTVで
ロックフェスティバルを見ていた。TMレボリューションはほとんど見たことはなかったが、なかなかに伝わってくるものがある。このバンドのドラムは極めて心地よい。好きだな。