すぐれぬ朝、カサブランカの純白に、染められて、門を出る。

おはようございます。
5時起床。天気は曇り。嵐の前の静けさかな。
体調あまり良くなく、少し遅れる事にする。


2245現在。帰宅。
本日体調悪く、10時出勤。
しかし、出社したる後は、都合3つの打ち合わせと溜まっている作業をこなす。そのうち体調の事は忘れてしまった。
きょうも終わって見れば、一瞬のうちに一日が終わった。まだ解決できていない事は多々あるが、一つ一つを丁寧にこなすしかない。
きょうは相棒とも、人の事でいろいろと話をしたり、その気持ちをキーマンに繋げもした。結果は、想定の通りだが、人についての事を説明したり繋げることの難しさは、いつもながら苦しむ。
ただ、根本的に信じているのは、絶対に分かってくれるという確信と、それまでの心を開いた隠し事のない付き合い、あるいは接し方だと思っている。
自分は、学生の頃にたいそう暗くて、自分でもどうしたら良いのかわからず悶々としていた頃があった。人との付き合い方も下手で、自分勝手でもあった。ただ立派だなと今更思うのは、厭世的になったがあまり、大学の一般教養の心理学の先生に率直に相談しに行った事だろう。先生は、よく話を聴いてくれて一つの方法を教えてくれた。それを機会に立ち直れたような気がして、いつも研修時にその話をする。この先生は、自分の恩人でもある。精神的な事で、苦しんだ事のない人には分かるはずもなかろうな。
人の心について、深い関心を持つようになったのも、人の話をよく聞くようになった事も、文章で人の心を表したいという欲求が生まれたのも、自分の心がそんな経験をしたからだろうと思っている。
だから、小説を貪るようによく読むのだろう。


本日の車中読書は、浅田次郎さんの、すべての人生について、だ。