おはよう、眠い朝さん。
昨夜早く寝たので、バッチリ起床。
しかし、タバコの煙が目に染みるなー。目が疲れてるんだろうね。


0555現在。のぞみ乗車。
さて、これから読書の時間が始まります。
喫煙ルーム近くでは、E席が空いてなく、いつもD席となってしまうが、通路側の方が気兼ねなくタバコを吸いにいける。けれど本当は、景色を見たいんだ。


0755現在。熱海通過。
電光ニュースを見ていたら、今ちょうど読んでいる、鹿島田真希さんが芥川賞を受賞したと流れた。
この作家の小説は初めて読んでいるが、凄いね、と思っていたところだったから、ニュースにはびっくりした。
心の描写は、多様で細やかで、よくもこのように、あるいは病的に見つめられている。まだ上巻の半ばだが、才能が刃を向いて迫ってくる。怖いような気がする。
今読んでいる、ゼロの王国、は不思議な内容である。極めてミクロな心の動きを、襞の一枚一枚をめくりながら探られていく。
最初は、ひどく抵抗を覚えたが、物語が進行するにつれ、いや物語という物事の変化は少ないのだが、自分の心が問い詰められて行く。怖いね。
凄い作家に出会ってしまったものだね。


1818現在。さて帰ろう。
疲れたのでもう帰ろう。体調も良くない。酷くはないが。
明日は、展示会の懇親会だ。例年のようにカラオケまでいくだろう。展示会は、よくできていると思ったよ。


2020現在。帰宅しました。
のめり込むようにして、ゼロの王国を読んできた。おそらく今の自分の境地も在るのだろうが、少々くどい話しぶりも、納得できるんだ。自分の中の正直な部分と、邪鬼な部分と、ひねくれた部分が一枚一枚剥がされてく。
愛するがゆえに汚したくない気持ち、よーく分かります。


本日、御茶ノ水丸善にて、久しぶりの百田尚樹さんの、新刊ハードカバーを調達してきた。ハードカバーを買うのは、今この人だけかもしれないな。