おはようございます。
夜明け前が一番暗い、まさにそんな朝です。街は静かに眠っています。天気を見るのを忘れました。いかんなー、ちゃんと深呼吸して空を見なくっちゃ。いつも下向きで地面ばかり見てるとロクなことはないよ。
本日は、元部下の送別会。もうかなり話したことがないのだが、送別して一言声を掛けたいと思っている。どんな転身をしようとしているのだろう。


0600現在。
だんだんと朝が明けていく。曇りだ。
濃い珈琲にミルクがじわじわと溶けていく様に朝の景色が変わっていく。斑らに黒い雲が固まって溶けない珈琲の澱のように浮かんでもいる。


今日の行き帰りで、恐らくはジョブズの伝記は読了するだろう。病魔と闘いながら、あの沸々としていたジョブズの激しい想いはどの様に死と直面していったのだろう。


一方では、毎日数ページ読んでいる、開高さんのベトナム戦争の派遣記者の物語は、実は死の光景を常態として見続けながらも、瞬間の日常生活と戦争状態の中で、自分の死とは遠く離れた様な視点で描かれ、その無情さや自棄が毎日の時間となって描かれている。


2200現在。京成スカイライナー発車待ち。
本日の送別会、先日の研修の打ち上げと同じ様に盛り上がっていて素晴らしい展開だったね。ただ、最後に非常に気に入らないことがあって、ぶち壊しとは言わないけれど、それまでの気分が台無しになってしまった。あくまで自分に対することなんだけれど。
その決着は、月曜日には着くでありましょうが、若者だけだとこうなるんだね。という思い。若者だから素晴らしい発露があるが、反対に駄目なこともあるんだ。全てが若いから許されるものではない。


さて、そんなことはともかく、ジョブズを読まなくっちゃ。



69.4⚪