24.ゼロから今からのSNS自分史

いま世の中は自分史ばやりです。大新聞社が講座を開いているほどでもあります。自費出版を請け負う会社でも、自分史を自費出版させるために盛んにPRしています。
シニアになれば、自分史を書きたくなる気持ちはよーく分かります。私の書いているこの原稿すらもいわば自分史なんですから。
そろそろ自分の終着駅が近づいてくれば、誰しもがその痕跡をまとめたくなるのは当然のことだと言えましょう。
そんな自分史は、わざわざ決意してかしこまって取り組まなくても簡単に今日からでも始められるのです。シニアにとってのSNSの意義は、ここにもあると考えています。


FacebookTwitterは自分の記録
毎日の感動や気が付いたことをそのままFacebookTwitterに上げてみましょう。私の場合は、その気持ちを俳句や短歌の形に似せてアップしています。
率直な言葉を即座にあげるもよし、一捻りのワンクッションの時間を持つもよし。この記録はずーっと遡って見ることができます。改めて振り返ってみる切り口になるでしょう。
私の場合は、Facebookでは本名で、Twitterではペンネームで同じ内容を記しています。


ーブログは自分史そのもの
既にこのブログを書き始めて5000日以上が過ぎました。約15年になるでしょうか。
入院したとき以外はほぼ毎日更新してきました。何もない時にでも、その平凡さを記してきました。それに何の意味があるかといえば、深い意味は全くありません。
思いついた時に時々アップするだけでもいいのでしょうが、それでは長続きしないのです。思いついた時には、もう重い腰は上がらないのです。ですから、一字でも、一行でも、体調でも、お天気でもいいのです。
この私が使っている、はてなブログの気に入っているところは、簡単な操作でアップできること、あとで分類して取り出しやすい形に仕立てられることなどがありまあす。
とにかく、これからの毎日の出来事を、幾つかでも自分だけのために記していけば自分史の始まりとなるでしょう。


はてなブログの良いところ
この知の小道具のように、タイトル付けに工夫さえすれば、この知の小道具のコラムだけを検索して並べることができます。
書き貯めた内容を一挙に編集したいときなど、非常に役に立つ機能です。
私は、この機能を使って、散文、詩歌等、都度思いつく内容をこのタイトルの元に記しているのです。
はてなでは、製本化サービスもやっています。私の場合は最初からの記録を製本化しています。ネットで見ることと本の形で見ることには大きな差があると思っています。
また、先の検索タイトル機能を使って、読んだ本を整理しています。最近は歳のせいで、同じ本を何冊も買ってしまうことが続き、本屋さんで既に読んだかどうかをチェックする道具として役立てています。


ー今日から始める自分史
私は、自分のブログが自分の全てと言えるくらい書き連ね、そのことそのものを大事にしています。
FacebookTwitterでの俳句や短歌についても、そのままコピーペーストで自分のブログに引用しておきます。つまり、全ての私の記録の拠点はブログにあるようにしています。
先のタイトル付けなども、使い込んでいくうちに機能を発見して便利に利用しています。
皆さんも、特にシニアの方々には、日々のちょっとした出来事をブログやSNSに書き記し、慣れて来られたら、タイトル付けの工夫であなたのこれまでの人生の記録を思い出し思い出しで結構ですからテーマごとに記されて行ってはいかがでしょうか。テーマが増えていくことは、これまでのあなたの人生の象徴が多様であったことを意味しているのです。