1023現在。
おはようございます。曇りではありますが空は明るい朝でございます。
ここ暫く目が強くかすんでいます。iPadに向かいすぎなんでしょうか。

1111現在。
村上春樹さんのドライブマイカーを読んでいる。不思議な気持ちに包まれている。村上春樹さんの文庫はほとんど全てを読んでいると自負しているが、読み続けているのは、このドライブマイカーのように浮遊感がたまらなく好きだからだろう。

〈電鍵メモ2〉
高校に入ってからすぐにアマチュア無線部に入ったけれど、活動はほとんどなかった。よって、先輩との交流も部室での活動も全く覚えていない。果たして部室はあったのだろうか。
高校時代でのアマチュア無線活動は、全てが家での活動で、作ったり壊したり、わずかに近郊の無線家との交信程度であった。電信を使っての交信は全くしなかった。それは毎日授業でモールスの送受信訓練を行っていたからではないだろうか。
高校3年の冬、私は進路として系列の工業大学に進学を決めていた。しかし家の経済状況は急速に悪化し、一家揃って東京に引越し転進すると父親から告げられた。大学には入学金も納めており、そのまま進みたかった自分は、働きながら大学に通う道を選んだ。しかし道が開けていたわけではない。急遽、夜働いて寮がある勤め先を探すことになった。とは言え新聞広告に目を光らすくらいの活動でしかなかった。ある日の新聞に、大学の近くのパン工場で夜間の仕事でパンの仕分け要員を募集していた。


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