久しぶりののんびり起床

です。
昨日は、内装工事の立会いで何をするでもなく、9時から18時まで立ち会っていた。何をするでもないがなんと疲れたことか。帰ってきてから夕食を済ませると22時には床に付いた。
そのくせ今日の起床は8時。よく寝ました。はい。
昨日の行き帰りの電車で、沢木耕太郎氏のオンザボーダーを読みふける。もとD社のO氏と沢木耕太郎氏について話をしたことがあるが、私が知らなかっただけで代理店などでも相当に評価を得た人であるらしい。
浪人時代に全6巻を一気読みしたが、相当なインパクトを与えてもらった。とはいえ、アジアへ一人旅をしたことはない。しかしちょうど、元の会社の友人たち6人で1週間上海旅行をしたすぐ後だったので、大きなインパクトを感じたのだろう。
もともと中国は好きで、何回か行ったことがあるし、中国人の友人も何人かいる。上海出身の友人は大変お洒落で、到底我々の美的美食感覚の及ぶところではない。特に食に関しては凄いものがあり、美味い不味い、安いがはっきりしている。私なんぞは、どれでも美味かったのだが。
上海には何度でも行きたい思いがある。まだまだ上海のどこを知っているというわけではないので、歩きがいは沢山あるだろう。
沢木耕太郎氏のオンザボーダーには、香港のことが出ていた。その中には、かつていった深夜特急のころと、売れてから行った香港旅行に、何か物足りなさを感じたとのこと。結論めいたことを述べていたが、それはセンチメンタルジャーニーをしてはならないということであった。
自分なんかは、何度も同じところに行くことがあるが、そのセンチメンタルジャーニーという言葉を聴いて、言い当てられている気になった。
その時々の、旅をすることが必要だということ。次回からそうしてみよう。思い出を確認するにはまだ早い。彼はそう言っているのかも知れない。