さよならの時が来た 作:西戸 崎(Saito Misaki)

さよならの時が来た
散々人を傷つけて そのくせ出るのは愚痴ばかり
こんな俺には もう耐えられず いまさよならの時が来た
人の優しさは感じながら その波間に漂うばかり
こんな俺には 恥らうばかり 
いま さよならの時が来た
ばかやろー。


さよならの時が来た
思い出話に浸るばかりで いまがない
こんな自分が憚(はばか)れて ひたすら呑むのはバランタイン
栄光に溺れるんじゃねーよ
こんな俺には 恥らうばかり
いま さよならの時が来た
ばかやろー。


さよならの時が来た
こんな俺でも 励まし傍にいてくれる人がいる
その優しさに じんときて 横を向いて涙ふく
もっとしみじみ泣けばいいのに 突っ張って
こんな俺には 恥らうばかり
いま さよならの時が来た
ばかやろー。

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