昨夜早くから就寝したためか、26時近くに目が覚めてしまい、TVをつけて、うとうとしながら数回目が覚める。実感としては、眠れないということではなく、よく寝た感じである。
天気は小雨。
7時過ぎに床から抜け出して、各所へメールや電話などで連絡。仕事関係の皆さん、ご迷惑をおかけします。
背中は痛く、咳は少し多くなってきた。咳の都度胸が締め付けられるよう。
12時45分現在。
昼食のためにおきだしてきた。寝ていても背中はキリキリと痛いし、おきるともっと痛い。
午前中は、関口さんの中国列車の旅を漫然と見て過ごしていた。この放送は、再々放送のようで自分が見たのも3度目のよう。この番組、長閑だ。本当に長閑だ。演出もあるのだろうが、関口さんのややとぼけた様な人懐っこい感じがとても良い。
ある意味、沢木耕太郎さんの”深夜特急”に近いのかもしれないが、こちらの方は遥かにのどかである。
病気になれば、回復したらあれもしよう、これもしようと思うのだが、このような中国列車の旅なんてのは若ければいいかもしれないな。今はもうとても無理だけれど。
そしてもう、ありえないけれど。
17時25分現在。空は真っ黒で日が照っているという不思議な模様。まるで我が身、我が心のよう。
冗談は兎も角として、昨日締め切りの実績評価の集まりが最悪。改めて督促を出してもらうように依頼しよう。
また、先ほど18時発信予約でIRメルマガの作成を完了。
携帯電話に先日大阪で一杯飲んだM社長から気遣いのメールを頂いた。これから返事を書くことに。恐らく、いろいろな人に迷惑をかけ、段取りもせず休んでいることに、怒りを覚えている人も多いだろう。また、ちゃんとした説明も2人にしかしていないし、その他の人に事情が分かるべくもなく。
如何に本読みだといっても、この不安と痛みの中では、何もする気は起きない。仕事の連絡や最小限の対処は行うが、本を読む気力は起きない。TVの画面は、ただ流れていくだけなので、空虚だが鬱陶しくはない。たまに、懐かしさや、屈託のない笑いに、瞬間を忘れることが出来る。
20時現在。夕食終了。
昨日感じたことで驚いたこと。看護婦さんに体温を測らされたんだが、ピッという音が聞こえず、ホラ鳴ったでしょうと言われたこと。ここのところ耳鳴りは強い。そのせいで高い音が耳鳴りの音に消されてしまうのだろう。昔は、無線機で小さなモールスの信号を聞き分けていたんだが、もうそのようなことは不可能なことだ。
相棒から、少しでも気分を明るくする心遣いのメールが来た。迷惑をかけてしまっているのに。
少しでも気分がどこかに飛んでいくのは救われる。ちなみに明日のお昼は、千葉大のレストランで何を食べるかを頭に描いている。昨日は、隣の学生さんがエビフライを食べていたが、その大きいこと。ほとんど初めての大きさであった。それが2尾入っている。それでエビフライが好きな人のことを思ったが、まさか病院のレストランではと、一人で笑ってしまった。
明日は、早朝から千葉大で並ぶことになる。早く行かないと、受診時間が遅くなる。
結局は、一日がかりとなるのだろうから、一応詠むべき本や資料はもって行くつもりだ。
一番嫌なパターンは、前回の手術の時のように、検査検査で2ヶ月間もの長い間引っ張られることかな。会社は休まなければならないし、確定診断は出ないまま不安な2ヶ月を過ごしたのがとても気持ちが悪かった。
今夜は、明るい気にもなったし、早く寝て早く起きよう。恐らく5時起きだ。
今日もまた、ありがとうございました。おやすみなさい。
