面倒臭い者同士 実は相性がいいんだ と有川浩さんが見通して。

おはようございます。
6時起床。天気は快晴。目覚めも快調だがお腹が痛い。寝ても寝ても疲労感は軽減されてる感じがしない。節々が痛くなってくる個所が増えてきてる。


1040現在。
これからひとっ風呂浴びて元気付け。
TVではベネチアの旅を見ていたが、いいな。のんびりと世界を巡る旅なんてこれからあるのだろうか。毎日走り続けて後ろを振り返ることも、車の運転ではないがワンブロック先を見て運転するなんてことも出来ていない。
この10月までに、大きな山が5つほど残っている。都度緊張しているんだろうな。
全ての山を越えることができたら、何処か旅をしてみたいものだ。


1300現在。
長閑に過ごしている。背中やお腹の痛みは治まらないが、もう少ししたら散歩に出かけようか。タバコが切れているし、次の本も探さねば。


1530現在。
タバコを求めての散歩から帰ってきた。結局4か所のタバコ屋さんを回ったが、みな品切れだった。ここはという希望のところにもなかった。これはかなりショック。益々なくなってくるのだろうか。銘柄を変える必要に迫られるのか。
ないものはない。諦めて本屋さんで有川浩さんの文庫を数冊調達。またいつもいい香りをまき散らしている、最近できたドーナツ屋さんで変わり者ドーナツを調達。うん、うん、(誰かの表現が移ってきているような気がするな)美味かったです。香りだけのことはありました。


1600現在。
有川浩”さんの”塩の街”の後書きを読んでようやくフィニッシュ。この作品、2003年の受賞作、デビュー作ということだが、東日本大震災原発放射能の不安で日本がおののいている今と情況はぴったりである。
病害をまき散らす塩の結晶が世界に降ってきて、日本も塩害により多くの人がなくなり、街は無人化していく中、自衛隊パイロットと女学生の物語である。
愛する人を守るために生きていく。必死で生きていく。あるいは自分の命をかける。ある意味、いま自分にも問われているような。
小説は、決して深刻な状況を、難解な情緒で表さなくても、伝えることができるんだということを有川浩さんは教えてくれた。
自分が年間に百冊以上の小説を読むのは、勿論面白いということもあるが、人生に対する様々な受け止め方を知るためなんだな。理屈をつけなくても自然とそんな読み方をしている。人の話を聞くのが好きなこともその表れであろう。
人を説得するために材料を仕込むなんてものじゃなく、心底にある愛情を掴みたいということだけなんだろう。その人の愛情の根源が分かれば、心はつながり合うものだと思っている。


1740現在。
有川浩さんの”レインツリーの国”を読み始めた。この著者の言葉遣い好きだな。グイグイとハッキリ食い込んでいく。


2000現在。レインツリー読了。
有川浩さんはどうしてこんなに人の気持ちが分かり表現できるんだろう。敬服する。障害のある恋愛で、互いの心の行き違いが起こるのだが、その起こり方、心の方角の向き方などまるで自分の心の動きをいい当てられているよう。