おはよう新しい朝。昨夜人生の大きな節目に出会いました。忙しさの中に唐突に現れました。あまりにも突然だったので、少し驚きと戸惑いが在るものの、これまでの流れの速みから少しだけ流れの緩い澱みに身を委ねる、新しい自分の変節となるでしょう。こんにちは新しい道。どうか宜しくお願いしますね。

おはようございます。
ゆっくりとココアを飲んでいます。
慌ただしい大阪の2日間も終わりました。
本日、少しゆっくり東京事務所に向けて出発することに。


今回は、仕事のことはもちろんだが、人生の大きな節目である定年に出会うことにもなった。忙しさの中に、この節目が唐突に現れた。あまりにも突然だったので、少し驚きと戸惑いがある。もちろん、自分の年齢がそうであることを忘れているわけではなかったよ。ついに来たかということでしょう。
だが、この節目は、流されてばかりの、しかしそれなりには頑張っているつもりの、これまでの自分から、流れの速い時間の川から少しだけ流れの緩い澱みに身を委ねる、新しい自分の変節となるだろう。
最後に、温かい思いやりの言葉と形は、十分に果たして来てよかったと改めてしみじみと感じ入りました。これで終わるわけではなく、違った形での恩返しを立派に務めましょう。そして連れ合いと大切な仲間たちが行く末あるように、レールを敷こうと思っています。それもまた、昨夜遅く聞いた言葉で、強烈に感じ入りました。そんな寂しい思いをさせてなるものかと。


1150現在。のぞみD席。
東京に向かっている。このまま新事務所の工事に立会うためだ。そう長時間いるわけではない。むしろ明日のほうが大変だと思っている。
きょう家に帰ったら、家人に定年のことを告げることになる。どういう答えが帰ってくるだろうか。まだまだ働くことができることで安心感は持ってくれると思うが、これまた唐突に告げることで、相当に驚くことだろう。事前の話は全くしていなかったし、自分でさえそうだったんだから。


1400現在。もうじき東京駅に着く。
ずっと物語に手を入れていた。一年越しの作業だ。先ほど漸く終わりを迎えた。きょうは、何か因縁がある日かもしれない。
家に帰ったら、この作品を原稿用紙のフォームに置き直して印刷し、最終校正をする。
大きな荷物がまた肩を離れた。


1500現在。本郷駅前ドトール
流れるギターの曲が切ないなー。
きょうのお昼は、新大阪駅で買った、もう四回目になるかな、中之島ビーフサンド。美味ではあるが、ちょっと量が多く小分けして食べた。
本日調達の文庫は、浅田次郎さんの、アイムファイン!、だ。今の気持ちを表しているような、いないような、不思議な響き。


1730現在。帰宅しました。
久しぶりの自宅のよう、一服しながら大好きなチェンミンさんの、I WISH、を聴けば、悠久の広野に染み渡って行くような二胡の響き。きょうの立会いで、明日はお任せし、お墓参りで節目の報告をしよう。明後日は立会いと自分の荷物の整理となるが、慌ただしさに自分の事は何一つ出来ていない。