今日は朝からいいお天気だ。雲ひとつない。
日の出前からカーテンを開けて空の変化を眺めていた。


今日あたりには、先生から腫瘍の病理検査の結果を効かせられるかもしれないな。どんな結果が出ても、直ちに受け入れられる立派な覚悟はないけれど、昨日連れ合いからどんな結果であれ一旦家に帰りましょうね、と言われた言葉が嬉しくて身に沁みている。
最近は、妙に涙もろくなってしまっていて、もちろん人前では泣かないけれど、こっそりと枕をぬらすことが多い。だから、iPhoneでラジコは聴くことはあっても、iPhoneに溜めている自分の好きな曲を聴くことはしない。いま、サライやら夜空のムコウなど聴いたら、涙が枯れてしまうだろうから。
腫瘍の正体の結果は、どうであれ、いまの回復基調の中で気になっていることが一つある。これが解消されることが、いまの最大の祈りでしょうか。


昨日から、部屋の明るさに励まされて、少しずつ本を読み始めた。とは言え、小説にはまだ手を出さないつもりだ。小さな出版社の作り方とサピエンスの2冊が中心だ。小説に手を伸ばさないのは、先の涙もろさと関係している。


1230現在。
良い天気だ。何本か飛行機雲が空を横切っている。
朝陽が射し込み始めてからずっと、身体の天日干しをしている。特に、手術時から履いている締め付け型の靴下のため、足への陽射しを大事にしている。
これだけ長い寝てばかりの生活では、本命の病気以外に新たな病が生まれる可能性は大きいと思う。そんなリスクを背負わずに退院したいものだ。
今日の昼食は、鰆の煮付けとマカロニサラダだった。よく噛み味わいながらありがたく頂きました。よくまあ、三度三度きちんきちんと胃に納まっていくものだと感心する。