23.KJ法とパソコンソフト

これまでパソコンソフトでは、パワーポイントによる言葉の整理法ついて度々述べてきました。私は今でも日常の仕事の場で、パワーポイントによる言葉の整理をよく使っています。
言葉の整理は、古くよりあるKJ法に勝るものはありません。整理の原理原則と言っても良いでしょう。


ー言葉の整理の原理原則とは
つまり、上位概念か下位概念か、それとも並列するものか、或いは無関係なものかに整理する以外はないと言っても過言ではありません。考えられるとしたら、時間の概念で新しいか古いか、くらいでしょうか。
あまり難しく考える必要はありません、言葉の束を上下横に並べていくだけです。


KJ法に特化したソフト
私は、グループ作業でKJ法を行うときに、ずっと使っているソフトにアイデアマスターPROというものがあります。ジャストシステムの発売でしたが現在は、残念ながら発売終了となっております。
一つ一つの言葉や発言を入力し、それがどの言葉と関係するかを判断しマウスで移動させるだけです。その貼り付けの修正などはマウスで掴んで簡単にできるので、ササっと言葉を移動させます。
パソコンをプロジェクターに繋いで、グループメンバーが同一画面を見ながら、あーだこーだと言いながら、言葉の関係を整理していくのは、新たな刺激も受ける楽しい作業でもあります。
このアイデアマスターPROの特徴は、KJ法の基本機能を装備している事にありますが、使い勝手にはストレスもなく、言葉をマウスで掴んで任意の枝先や並行する言葉に重ねると、簡単にその言葉の下にぶら下がったり同列に枝が分かれたりします。
また、別の言葉の下にぶら下がるべきだと考えを変えた時も、その言葉を掴んで移動させれば、移動させる言葉の下にある一連の言葉も合わせて一緒に移動するのです。この快感は、使ってみないと分からないかもしれません。
この分野は、あまり人気がないのかもしれませんが、どうにか復活してほしいものです。


マインドマップ
このソフトは、私は使ったことはありませんが、多くの利用者がいることから、評価は高いのでしょう。中には図としてのデザインに凝る人もいるようですが、私にはあまりその方面には関心がありません。
言葉の整理の仕方は、KJ法と言っていいでしょう。